第8回 おとり広告について

賃貸住宅の「おとり広告」対策強化 消費者惑わす悪質業者を排除

参照:SankeiBiz

以前とある賃貸不動産会社(よくある、町の不動産屋さん)で働いていたので、この手の記事を新聞で読んだ時、書かねばっ!と思ったので書いていきます。

おとり広告とは

ありもしない非常に条件の良い物件や、募集が終了している物件を、お問い合わせがあった際に「まだ募集中なんでご来店ください」って呼ぶことですね。

業界では「ある呼び」なんても言われてます。

この問題、むかしっからありますよね。

業界で働いてて思うのは、この問題を根本的に解決する(=おとり広告を無くす)のは、かなーり無理があるんじゃないかということ。

まずは前提として、賃貸の概要書いていきますね。

①物件のオーナーが部屋の募集や管理を不動産会社に任せる。(それが管理会社ってやつ)

②お部屋の募集依頼があったら図面等を作成し、レインズ(不動話業者専用サイト)に登録。一般の仲介業者はこのレインズから情報を引っ張ってきてお客様に紹介。

って感じですね。

 

最新の空室確認方法

管理会社では無い業者、つまり一般の仲介業者は、オーナーと直接繋がってる訳では無いので、どの段階で部屋の募集が終わったかわかりません。

なので、非常にアナログではあるものの、最新の空室確認はいちいち電話で行います。


「〇〇不動話の△△ですが、物件確認お願いします。◻︎◻︎の101号室空いてますか?」

って風に。

お客様から反響があるたびに、そんな感じで、管理会社に空室確認の電話をします。昔ながらな感じしますよね(笑)

募集中の場合は「空いてますよ」って言われるんですが、

終わってる場合は「申込みが入ってしまいました」とか「募集終了しました」って言われます。

おとり広告の怖さ

おとり広告(=おとり物件)というのは、管理会社に空室確認をして募集が終了しているのに関わらず、反響があったお客様に、「まだ空いてますから来てください」って言うんですね。なんとも悪質です。

ちなみに、来てもらったら「先ほど申込みが入ってしまったそうで」とか色んな言い訳使って案内に行かないんです。まぁ正確には行けないんですけどね。

 

ではどうすれば、、、。

正直、不動産業者じゃない一般のお客様がおとり物件かどうかなんて調べることは出来ませんと思います。

一般の方にはまだあまり浸透していないようですが、スーモやホームズに乗っている物件は、原則どの不動産業者でも最新の空室確認はできます。

物件によっては管理会社自身でしか入居者を募らないものもありますが、大概の物件は、空室の場合はレインズやATBBというもう一つの不動産業者専用の流通サイトに載っています。

なので、我々業者はお客様からスーモ等で気になる物件を教えてもらったら、まずはそこで調べます。

もしレインズやATBBに載っていなかったら、直接その物件を掲載している業者に電話を掛けます。

そうすることで、その物件が先物(=掲載している業者も管理会社ではない)か元付(=管理会社)かわかります。

先物 元付
もう募集が終了している可能性が高い 募集しているかいないかわかる。また、募集中だったら仲介業者でも紹介可能か聞くことができる

といった感じですね。

なので、「おとり広告に引っかからないよう努力する」よりも、「どの不動話業者の営業マンが信頼できるか、本当の事を話してくれるか」を見極めるのが大切ではないでしょうか。

本当のことを話してくれる営業マンだったら、この物件がまだ募集中か否か教えてくれます。

これからお部屋を探される方、一番大切なことは「信頼できる営業マンを見つける事」だと私は思います!

ぜひこれからお部屋を探される方、最初は物件探しというよりもむしろ【良い営業マン探しの旅】を始めていきましょう!

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