第19回 大学授業料、出世払い?

日経電子版にして絶好調な私です!

休みの日にわざわざコンビニへ新聞を買いに行かなくて良いのが嬉しいですね。

さて本日は8月13日(日)一面をかざっていた「大学授業料 出世払いで」を考えていきます。

大学授業料の出世払いとは

そもそも大学の授業料の出世払いとは、『大学卒業後、一定の収入を得たら授業料を出世払いで返済する制度』のこと。

一定の収入がなかった場合は返済する義務はありません。

政府が構想している『出世払い制度』のイメージは下記図を参考ください!

日本経済新聞 (8/13 一面)

 

教育国債とは、自民党教育再生実行本部が教育無償化に充てる財源として提言した新たな国債の構想です。

教育国債の具体像の設計はこれから決めるのですが、使途と限定する点で公共事業や出資金などに限って発行を認める建設国債と似ています。

 

今まで教育無償化を掲げていなかった?

安倍首相はこれまで「教育無償化」の実現を掲げていたのに、この話はどーなったん?

結論から申し上げると、教育無償化する財源が確保できないので、実現は極めて難しい見たいです。まぁそうですよね。

平成29年度末で、日本の公債残高は約865兆円(見込み)に、、、!

高成長への期待の乏しさも乏しく、増税でも簡単ではなく、今までにはない財源を見つけなければならないのが現状と。

ここで今回の議題に関わることですが、「今までにない財源」として構想会議が2つの新たな財源案を議論する方針をとっています。

それが①「出世払いでの教育国債」と②「こども保険です。

「こども保険」とは

幼児教育の無償化を実現するための新たな構想。

勤労者と事業者の保険料率をそれぞれ当面0.1%引き上げ、自営業者などの国民年金加入者には月160円負担を求める内容だ。社会全体で子どもを支えるとの理念に基づくが、負担増となる企業や勤労者からは反発も予想される。

参照:日本経済新聞

 

やっぱり批難が多い

平成28年は、短大含めた日本の大学進学率が約8割と過去最高という。(文科省HP参照)

そんな中で出世払い制度を設けるなんて「投資に見合う効果は期待できない」と指摘する声もあります。

「将来の収入が一定数なかったら返済義務が無い」から、先行投資だけ多く、投資分が回収できなかったら意味ないですもんね。見えないリスクが多いなーと思います。

また、「将来に負担を押し付けている」なんて声もあります。

そりゃ上手く出世払いが機能しなかったら、ただ国債発行して借金増やすだけ。

どうして批難が多いのに続けようとするのか

背景には憲法改正がある』との声が自民党幹部からの声があるみたいです。

憲法改正を国会で発議する為には、衆参両議院で各2/3ずつ議席が必要になります。

自民党のみでは議席数が足りないので、日本維新の会にも同意が求められると考えられます。

ここで関係してくるワードが「維新の会は改憲のテーマに教育無償化を求めている」というところ。

つまり、【首相は改憲の為に維新の会の協力を得たいから、当該教育問題にこだわっている】んですね。

こういうことを新聞で読むと、「一つの物事にはそれなりの背景があるんだな」と改めて感じます。

それではまた次回!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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